35からの出産育児記録

35歳で初めての妊娠・出産・育児の記録です

お風呂の失神対策

お風呂は基本シャワー

妊娠してから、家に他に大人がいない場合のお風呂はシャワーだけにしています。
産後も娘はベビーバスで入浴させて私はシャワーだけで済ましてました。
私が浴槽にお湯を溜めて浸かるのは、家に私以外の大人が意識がある状態でいてくれるときだけです。自宅に夫が居ても夫の飲酒時と睡眠時にはシャワーだけになります。
その理由は血圧の変動が少ない(気がする)し手軽だしといろいろありますが、一番大きい理由は「死なせたくないから」で次に大きい理由は「死にたくないから」です。

シャワーだけにした理由 その1

私は入浴中に立ちくらみ(眼前暗黒感)がきて失神してしまうことが産前からたまにありまして、一番頻発していた学生時代は月に数度の頻度でシャワー中に気を失って気付いたら浴室の床で横になってました。頻発していた時期は早朝と深夜にバイトをしていて大学の授業も朝一から全枠出席しており、食事も睡眠もうまく取れてなかった時期でもありました。
娘と浴槽でお湯に浸かった状態で意識を失ってお湯に沈んだら、と思うと怖いです。シャワー中でも失神したら身体のどこかを打って怪我をする可能性がありますが溺れる可能性は低くなります。

シャワーだけにした理由 その2

昔のことですが、私の親戚に若くして小さい子を残して亡くなった女性がいました。まだお子さんが1歳になる前の頃に湯船で全身浸かった状態でその方は発見されました。産後の疲れが取れてなくて大変らしいから親戚間で誰か手伝いに行こうかと話してる最中だったそうです。10代の頃から体が弱くてよく目眩を起こしている儚げな人だったそうです。
私は儚げでもなんでもないですが、そのことがあって「産後の入浴時には気をつけて」と小さいころからきいてました。

立ちくらみ・失神の対策

浴室で立ちくらみが起きないように、血圧を下げないように気を付けてもいます。
立ちくらみは、長湯をしたり、急な動きをしたりするとすぐおきます。なので長時間浴室にいることを避けて、浴室ではゆっくり動くようにしています。

立ちくらみ・失神が起きたときのために気をつけてはいるもののまだまだ立ちくらみする時があるので、以下のことをしています。

  • 浴室に複数手すり設置
  • 倒れた時や視界が暗い状態で横になる時に邪魔にならないように床に物を一切置かない
  • シャワーは椅子に座って浴びる
私だけじゃなかった

産後の訪問で自宅にいらした保健師さんには産後1カ月経ったらベビーバスの入浴は卒業して子どもと同じ湯船でお湯に浸かってふれあうようにと指導されたのですが、しませんでした。保健師さんや助産師さんに相談したこともあったのですが、たまたまタフな人ばかりだったのか「それでもみんなちゃんとお湯に浸かって洗ってるのだから」というような返答でしたので家に頻繁に来る親戚や夫以外には私と娘のお風呂事情を話さなくなりました。

産後7カ月くらいまでは毎日フラフラで立ちくらみしてばかりで「この状態で気を失ったら娘か私のどちらかか両方が彼岸行き!」と思うタイミングがたくさんありました。でも、周囲のママさんたちを見ているとみなさん明らかに私より活発で元気。お風呂で失神するひとは私以外にいないのかも、と思い始めた頃にTwitterでお子さんと入浴中に失神したかたのtweetを読みました。返信欄を見たら同じような経験のあるかたが他にもいました。

私だけじゃなかった。